将来的になりたい姿があって、そこから逆算したかたちで今を成立させたい。
未来に描く姿はいくつかあるが、その前提として、歌手をやりながらその周辺にある可能性をしっかりキャッチしてゆき、歌手プラスαの状態に持ってゆく。
具体的な一つは教育現場への講演を行いたい。
これから僕は福祉施設を中心に日本中にコンサートを届けてゆく。
その中で出会う人、考えること、ぶち当たる壁など、そこから得る経験は宝物だらけだと思う。
ただそこを「コンサートやる」という意識でいるときには、おそらく思い出として残るだけというか、おそらく大半は残らずスルーされてゆくように思う。
そのときに、「ここで得たことを講演で伝えてゆくんだ」という意識でいれば、経験をよりキャッチできるだろうし、それを血肉にするためにSNSで発信したり、そこからさらなる学びへと掘り進めたりするだろう。
経験の質を高めるためには、その経験そのものの質よりも、意識の質の方が大切だ。
他にもこれからの経験を取りこぼさないために、「将来〇〇になる」と考えていることがある。
それは例えるなら経験を収納する場所を作るようなイメージ。
場所があるからカテゴリー分けができるし、ここにしまっておくべきものだと理解でき、ゴミ箱ゆきを回避できる。
この意識で積み上げてゆきます。