自分なりに持ってた演歌のイメージがあって、これまではそれに沿うかたちでやってきた。 何が粋で、何が野暮なのかを理解するには、その分野に触れるだけでなく、一定の情報量と期間が必要だ。 約三年演歌に従事して、もっと自由でいいんだとわかってきた。 千利休が説いた、守破離。 これからもそれを繰り返すだろうが、その最初のひとつが来たように思う。 ここからは囚われず、縛られず、自分オリジナルの”かた”を作っていきたい。